■ 初めに
良い姿勢は健康な生活を送るうえで欠かせないことです。実は悪い姿勢であることで身体に及ぼす影響は非常に多いです。 例えば、姿勢が悪いと一部の筋肉に負荷が集中したり、逆に使われない筋肉は弱くなったりするため、腰痛や肩こりなどの不調を及ぼす可能性があります。また、骨盤や内臓の位置がずれてしまうと身体に大きな負担がかかり、内臓が正常に働かなくなります。内臓機能が低下すると消化吸収がうまくできなくなり、代謝が悪くなることで太りやすい体質になります。
さらに、猫背は、背中を丸めるため呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると酸素が全体に行き届かないため身体の老廃物が蓄積していき血流が悪くなります。その結果、冷え症や生理不順、むくみ、吐き気などさまざまな身体の不調を引き起こします。
こういった悪い姿勢を改善することは難しいと思われがちですが、自宅でも簡単に姿勢改善できる方法があります。
■ ピラティスで姿勢改善!簡単なエクササイズ
キャットカウ
キャットカウは座った状態または四つん這いでできる簡単な背骨のストレッチです。1:四つん這いになり、手は肩幅に開き、肩の真下に手のひらをつく。 脚は腰幅に開き、股関節の真下に膝をついて、つま先を寝かせる。 ここでの肩とお尻の位置は変えずに.
2:息を吸って、吐きながら尾骨、仙骨、腰椎、胸椎、頸椎の順に背骨を丸める。まずは小さな動きで良いので、これらを順番に動かす。
3:背骨が丸まったところで、息を吸いながら尾骨・仙骨・腰椎・胸椎・頸椎の順に背骨を反らせます。
4:反りきったら、この動きを1セットとし、5セット程度繰り返します。
ブリッジ
ブリッジは腰の筋肉を強化し、骨盤の位置を正すエクササイズです。1. 仰向けになり、両足を立てる。両足の間隔はこぶしひとつ分。両手は体側に。腹を引き込み、反り腰にならないよう注意。背中全体を床につける意識で。
2.脚のスネを前に倒す意識でゆっくり腰を持ち上げる。
・一気に上げるのではなく、息を吐きながらゆっくり5秒かけて。
・骨盤から背骨をひとつずつ折り曲げる意識で。
3.肩から膝までを一直線に。首や頭ではなく、肩で身体を支える意識で。
上げるときとは逆に、肩側から背骨をひとつずつ下ろすようにゆっくりとダウン。
スパインツイスト
スパンツイストは背中の柔軟性を高め、姿勢を整えるエクササイズです。1.両脚を揃えて伸ばし、座骨を床につけて座る。足首を曲げ、踵は常に前方に押し出すように意識する。背骨を上下に引っ張るイメージで伸ばす。腕を肩の高さで開く。
2. スッ、スッとリズミカルに息を吸いながら、反動をつけ上体を2回ねじる。反動をつけた分、2回目のスッのときのほうが深くねじるイメージで。
3. 息を吐きながら、①のスタートポジションに戻る。今度は逆サイドでスッ、スッと2回。これを5回繰り返す。
■ 毎日の簡単トレーニングで得られる効果
簡単トレーニングを毎日行うことで、筋肉を鍛えることができ、内側から美しくなることができます。時間がかかったり、かなり負担がかかるものでもなく、簡単でスキマ時間に取り組めるため、無理せず取り組める分、継続しやすいメリットがあります。「1日の身体活動量が2~3分増加すると0.8%、5分なら1.6%、10分なら3.2%、生活習慣病や生活機能低下のリスク低減が期待できる」という結果もあります。
つまり数分の運動であっても、やらないよりは実践したほうが健康に近づくことが科学的にも証明されているのです。
■ まとめ:毎日続けて美しい姿勢を手に入れよう
毎日これらの簡単なエクササイズを続けることによって、姿勢改善をすることができます。姿勢改善をすることは、身体だけではなく、精神的にも良い影響を与えます。エクササイズをする時は、習慣化することが重要です。なかなか継続させることができない人も多くいると思います。そのような時は、目に見える形で何かに記録したり、今日は1つできたけど、明日は2つやってみようなど、自分の中での目標を立てることをお勧めします。
1つが2つになっただけでも、姿勢改善に大きな影響を与え、姿勢改善への道に一歩近づくことができるのです。正しい姿勢、美しい姿勢を手に入れて、毎日の生活をより良いものにしましょう。